今回はタイトルの通り、害虫が嫌で観葉植物を諦めている人へ、エアプランツという選択肢があることをお知らせする記事となっています。
私も観葉植物を育ていると害虫(特に梅雨から夏場のコバエ)に悩まされました。
土を清潔にするなどある程度対策の方法はありますが、それでも私の周りの友人などは対策するのがストレスになってしまいそう、といった悩みを拭いきれずに観葉植物を諦めてしまっています。
しかしまだ諦めるのは早いです。
そんな方にオススメしたいのがエアプランツです!
今回はエアプランツの栽培についてご紹介してまいります。
エアプランツって何?
エアプランツって何かご存知でしょうか?
知ってる!という方もいるかと思いますが、名前は聞いたことあるけど知らないという方も多いかもしれません。
エアープランツ(Airplants)とは、ハナアナナス属のうち、空中の水分に依存し、そのため土や根を必要とせず[1]葉から雨や空気中の水分を吸収する着生植物をいう。園芸の分野で一つのジャンルを構成している。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A8%E3%82%A2%E3%83%BC%E3%83%97%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%84
Wikipediaにはこのように説明されています。一番わかりやすいのは写真を見ることかもしれません。エアプランツはこのような植物たちのことです。


なんかどこかでみたことありませんか?園芸店、インテリアショップやダイソーなどにも売っているのでそのようなとことで見かけたことがあるかもしれません。
エアプランツは本来は南米あたりに生息している植物で、それらが輸入され日本でも流通しています。
こんな不思議で可愛い植物について少し興味が湧きませんか?
以降ではエアプランツについてさらに詳しく紹介しています。
なぜエアプランツがオススメなのか
土が不要

観葉植物といえば土が必須なイメージありませんか?しかしエアプランツは土が要りません!
土に植えることもできなくもないのですが、基本的にはそのまま置いたり、木やコルクボードなどにくくりつけて管理します。土は家の中にあると清潔感の観点でもやや心配な方もいるでしょう。そして土のある植物は大きくなると重たくなるのでインテリアの移動なども手間になってしまいます。
しかしエアプランツであれば土が入らないのでそれらのストレスが皆無になります。
コバエが湧きにくい

土が不要ということはコバエが湧きにくいです。
観葉植物のコバエは主に土に卵を産みつけることで増殖します。
そのため土が要らないエアプランツは必然的にコバエが好む環境が用意されないためコバエが湧くことがありません。
ただ、エアプランツ自体を腐らせてしまったりしたらもちろんそれにコバエが湧くことはありますのでしっかり管理していれば土のある植物よりもコバエがわかないと言えます。
水やりの管理が楽

観葉植物を育てる上で必要な水やり。
これらの管理も他の観葉植物よりも簡単です。
週に2-3回のミスティング(霧吹きで水をやる)、週に1回のソーキング(2時間程度水に浸ける)
これだけで構いません。
冬場はさらに頻度を落として管理して構いません。
しかも土のいる観葉植物は品種ごとに水やりや休眠の期間が違ったりと、それぞれ細かい管理が必要なことがありますがエアプランツは、エアプランツという一括りで管理することができるので、複数の種類のエアプランツをまとめて管理することで、細かな管理が必要ありません。
(品種ごとにかなり細かく管理する方もいるとは思います)
持ち運べる

部屋を何日か空ける場合、その間の観葉植物の管理ができないというお悩みを抱えていませんか。
こんな時にもエアプランツは軽いので持ち運びすることが簡単です。国内の旅行や出張であればどこにでも連れていくことができます。
2拠点生活をしている方などにもオススメできます。
残念ながら海外へは検疫の関係で植物を持ち込むハードルは高いので難しいのですが国内どこにでも持っていけると思えば少し気が楽になりませんか?あとは引っ越しが多い方も、引っ越しの荷物のストレスなく観葉植物と暮らすことができます。
場所を取らない
またエアプランツはあまり場所をとりません。鉢の観葉植物は飾って存在感があるのでそれはそれの良さもあります。
しかし場所をとりたくない方にとってもエアプランツはオススメです。
吊るしたり、小物と共に飾ったり、どんなところでもおくことができて簡単に移動できるのでインテリア感覚としても植物を生活に取り入れることが可能です。
エアプランツに必要な環境
エアプランツを育ててみたいと思った方、実際にどのような環境があれば育てることができるかお伝えします。
基本的には下記3つを守っていれば育てられます。
風通し
エアプランツは風通しのある環境を好みます。逆にいうと蒸れが枯れる原因になってしまいます。そのためサーキュレーターなどの風があると一番良いですが、半日以上湿った場所に置き続けなければ蒸れが原因で枯れてしまう様なことはないです。
程よい日光

植物なので日光が必要です。
しかしすごく明るい場所でなくとも、1日のある時間帯明るい時間があれば基本的には問題ありません。
ただし西日や夏の直射日光が強く当たってしまうと葉焼けを起こしてしまうので、カーテン越しの明るい環境で育てることができればエアプランツに適した環境といえます。
水やり

エアプランツは空気中の水分を取り入れているから水やりが要らないと思っている人もいるかもしれませんがそれは間違いです。
野生のエアプランツは霧の多いジャングルや、温度差のある砂漠、雨水などで水を取り入れています。
そのため家の中で育てる時も適度な水やりは必要です。ただ、週に2-3回のミスティング(霧吹きで水をやる)、週に1回のソーキング(2時間程度水に浸ける)
これだけで問題ないので、管理はかなり楽です。
まとめ
今回はエアプランツについて紹介いたしました。
エアプランツを知っていた方も知らなかった方も、この記事を読んで育ててみたいと思ってくれる方がいれば嬉しいです。
実際に私が栽培しているものの栽培レポートなどもアップ予定です。引き続きよろしくお願いします!